「LIFESCAPES 医療用BMI(手指タイプ)」は、生体信号を頭皮から高感度に測定し、適切な運動意図が形成されたと判断されたタイミングでロボットが動作を始めます。
機器構成
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ヘッドセット
頭皮上から生体信号をピックアップするためのヘッドセットは、ヘッドフォンのように被ることで簡単に使うことができます。ワイヤレス設計なため、ケーブルなどが訓練の邪魔をすることがなく、見た目にもスッキリ。準備から計測開始まではたったの5分と、シンプルで新しい利用体験を提供します。
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電動装具
ロボットの意匠は、指先が隠れることのないよう設計。訓練の邪魔をしない軽さを実現すると同時に、患者さんが自身の手を確認しながら訓練することができます。指受け部は患者さんの指の長さに合わせてサイズを調整することができます。痙性抑制肢位である母指対立位を保持しながら、四指の集団屈曲伸展に特化しており、集中的かつ反復的な訓練が可能です。
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制御ボックス
トレーニングの開始や終了、電動装具の開閉などの操作がボタンひとつで可能。効率的なリハビリテーションを実現します。また、緊急停止ボタンが手元にあることで、安心してご使用いただけます。
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制御用コンピュータ
モニタリング機能では、訓練中に生体信号の品質状態を確認可能です。測定した生体信号をリアルタイムで分析し、運動野の活性化レベルとして表示できます。 トレーニング設定では、患者さん一人ひとりに合わせた難易度を自動で設定。訓練ごとに結果を表示することで、トレーニングの成果を振り返ることができます。
効果的な訓練を支える3つのコアテクノロジー
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ロボットと電気刺激によるハイブリッドフィードバック
運動生理学に基づいた複合フィードバックにより、自力で手指を動かすことができない人が効果的に運動訓練行うことができます。BMI技術を応用することで、手指の機能訓練を行う患者さんの頭皮上から生体信号を検出し、同時に麻痺部に装着したロボットが動作を始めます。また、主動筋へは電気刺激を与えることで、自分の意図で体が動いたことを患者さんが知覚しやすくなります。
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高度な生体信号センシング技術でどこでもプラグ・アンド・プレイ
患者さんがヘッドセットを装着するだけで、ノイズの少ない高品質な生体信号を、すぐに記録することが可能です。乾電池で駆動するワイヤレスかつポータブルなセンサを搭載したヘッドセットにより、診察室や訓練室など場所を問わずに「いつでも、どこでも」利用可能です。
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リアルタイムな生体信号分析と最適なトレーニング設定
モニタリング機能では、訓練中に生体信号の品質状態を確認可能です。測定した生体信号をリアルタイムで分析し、運動野の活性化レベルとして表示できます。 トレーニング設定では、患者さん一人ひとりに合わせた難易度を自動で設定。訓練ごとに結果を表示することで、トレーニングの成果を振り返ることができます。
製品情報
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一般的名称能動型展伸・屈伸回転運動装置
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販売名LIFESCAPES 医療用BMI(手指タイプ)
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医療機器認証番号306AABZX00021000
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クラス分類クラスⅡ管理医療機器(特定保守管理医療機器)