私たちの思い

「諦めていたあの生活を、もう一度。」
脳卒中などによって脳に生じた傷や不具合は修復せず、失ってしまった運動機能は回復しないものだと考えられてきました。しかし脳には本来、神経配線を繋ぎ変えて新たな機能を生み出す「可塑性」という性質が備わっています。一度は諦めていた「麻痺してしまった身体の動き」を、再び取り戻せる可能性があるのです。この可塑性を最大限に引き出すための技術「ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)」を、私たち株式会社LIFESCAPESは事業化します。技術シーズ提供元である慶應義塾大学理工学部(牛場研究室)で10年間にわたり培ってきた世界トップクラスのBMI技術と、リハビリテーション医療に携わり患者に寄り添い続けてきたメンバー、そして医療福祉サービスとしてモノとコトを結晶化するための知見と経験を持つプロフェッショナルズが、LIFESCAPESには集結しています。これからの私たちの活動に、どうぞご期待ください。
会社概要
会社名 | 株式会社LIFESCAPES (英語表記:LIFESCAPES Inc.) |
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設立 | 2018年5月30日 |
資本金 | 100,000,000円 |
代表者 | 代表取締役 牛場 潤一 |
所在地 | 〒107-0062 東京都港区南青山2-15-5 FARO青山1階 |
事業内容 | ブレイン・マシン・インターフェースを応用したリハビリ機器の開発・製造・販売など |
業許可・登録 | 第二種医療機器製造販売業(許可番号:13B2X10449) 医療機器製造業(登録番号:13BZ201453) |
メンバー
兼 慶應義塾⼤学理⼯学部⽣命情報学科教授
⽜場潤⼀
史上最年少で博⼠号を取得し、最年少でテニュア・ポジションを取得。理⼯学部で初めての神経科学研究室を35歳で主宰。理⼯学部で初めて代表取締役の兼務許可取得。
- 【専⾨】
- 神経科学、リハビリテーション医学、データサイエンス
- 査読付き原著論⽂104編(英⽂92編和⽂12編)
- ⽂部科学⼤⾂表彰による若⼿科学者賞受賞
- 中⾕医⼯学計測振興財団中⾕賞特別賞受賞
- フロンティアサロン財団永瀬賞特別賞受賞
- Clinical BMI Society エグゼクティブ・ボードメンバー
- Real-time functional Imaging Neurofeedbackプログラム委員
- ⽇本臨床神経⽣理学会理事(最多得票数で選任)
- The Annual BCI (BMI) Award 2015 審査委員⻑
森川幸治
- 名古屋大学大学院工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)
パナソニックの先端技術開発部門にて、人工知能技術、脳波をはじめとする生体信号応用技術に関する研究開発を推進。2020年6月より現職。
人工知能学会元副会長
橋爪克弥
- 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了
- Beyond Next Ventures株式会社 執行役員 / パートナー
2010年にジャフコへ入社。入社後、一貫して大学発ベンチャーへの出資に従事。産学連携投資グループリーダー、JST START代表事業プロモーターを歴任。2020年にBeyond Next Venturesへ参画。医療機器やデジタルヘルスをはじめとする医療・ヘルスケア領域への出資を行いながら、ディープテックスタートアップ経営者のコミュニティ運営を統括。
鳥居優人
- 北海道大学獣医学部 卒業
- ESADE MBA
獣医師として勤務後、2010年にイーライリリーに入社。抗がん剤のセールスとマーケティングに従事。2019年にElancoへ転籍し、リリーからのPost IPO Transitionやバイエルアニマルヘルス統合準備、経営戦略策定などを担当。2020年に慶應イノベーション・イニシアティブに参画。得意分野は、創薬・医療機器・HCPやファーマをステークホルダーとするBtoBビジネス。
正門由久
- 東海大学医学部専門診療学系リハビリテーション科学 前教授
- 医師、博士(医学)
- リハビリテーション科専門医、指導医
- 臨床神経生理(脳波、神経伝導・筋電図)専門医、指導医
1982年 慶應義塾大学医学部卒業、リハビリテーション科で医師として勤務を開始。脳卒中、脊髄損傷、脳性麻痺、神経筋疾患、切断等の患者様のリハビリテーション治療に対する経験を有する。
堀口 彰
- 上智大学法学部法律学科 卒業
- 元 小林製薬株式会社、取締役副社長
- 一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ理事
- 神戸国際医療交流財団理事
- 2020年6月より現職
元小林製薬株式会社、取締役副社長、関連会社の株式会社メディコン代表取締役等を歴任。日米で40年間に亘り、医療機器製造販売会社の経営、開発に関わる。現在も経営支援活動を展開中。